こんにちは。hibikiです。
先日、メッセージが今まで観たSFの中で一番面白かったと書いたような気もしますが、
先日インターステラーを久しぶりに見返していたら、
インターステラーはインターステラーでものすごく面白い。
もしかしてインターステラーの方が面白かったかも…?と一瞬思うくらいに面白いかったので
やはりもうひとつかなり心に残っている『ガタカ』と3つ並んで同列で面白い✨
としたいです…!(;´Д`)
ベスト3なんかの話になったりするとかなり困るところですね。
つまりこの3つは全部すべての人に見て欲しい。
そんなところです。
哲学あり、未来や時間の概念についてのワクワク感ありで、
そして自分の人生を見つめ直すいい機会にもなるかもしれません✨
そんな訳で今回は、『インターステラー』の紹介です。
9月18日(金)はインターステラーのノーラン監督の新作『TENET テネット』も上映開始されますので、その前にノーラン監督の作品を見ておくのはどうでしょうか(*^^*)
この記事はこんな人にオススメです。
『メッセージ』のあらすじ 監督・キャスト
世界的な食糧危機、地球環境の変化によって、誰もが人類の滅亡を見守ることしかできなくなった近未来。地球最大の危機を救うために選ばれたのは、なんと元エンジニアの男だった。彼は、新たに宇宙で発見された前人未到の地へと旅立つ。しかしそれは、人類の限界を超える不可能に思える壮大なミッションだった。主人公は「必ず戻る」という言葉の通り、自らの使命を果たし、愛する家族の元へと生還できるのだろうか――。
シネマカフェより
以下、感想の中にネタバレが入ってしまっているかもしれません、ご了承くださいm(_ _)m
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“愛”と”時間の概念”と”生への執着”
見どころがいくつかあるのですが、
まずは生への執着について。
たった一人で冷凍保存で眠ってみんなが探しに来てくれるのをある星で待っていた、マン博士という男がいるのですが、彼の行動がまさに、こいつ裏切ったな!!という衝撃以上に私にとっては、こんな経験をしてもまだそこまで生きたいんだ!??という驚きがありました。
死ぬのは怖い、それは宇宙に行っても同じでしょうが、
実際文字通り死から蘇ったと本人のセリフであるのですが、そんな経験をして、
なんとか生きて会えた人達のこと以上に、もう地球になんとしても自分だけでも帰って生きるんだ!!という生への凄まじい執着心を発揮するんですね。
これが結構見ていて、いろいろ考えるシーンのひとつでありました。
それから、教授の驚きの最後のセリフです。
何かを背負って生きる人は。
しかもそれが人類の運命だとかそんな話が例えば自分の身に降りかかったら、
自分だったらどんな決断をするのか!??
そんな天才ではないしそんな立場になることも一生ないだろう自分には想像もつきませんが。
最初からA案はなかった。もうダメだと分かっていた。
地球に残る人達を見捨ててB案しかないと、分かっていて、
それを伝えたら人は誰よりも家族などの繋がりある人達を大事にするものだから、宇宙へ行ってはくれないだろうと。
その心理を図って、というのは、ちょっと、人類の運命を背負った人はそこまでしてしまうものなのか!??もはや人ひとりの、一生を、家族に二度と会えないであろうことを、そんなことを図ってもいいものなのか!???
かなり、これがまた衝撃なんですよね…。。。
そしてこの映画は最後は”愛”だと言うのです。
見たこともない嵐(津波)に合って、結局住めないことが分かりある星を去ったあと。
地球に戻る燃料はもうない。
選択はふたつ。
マン博士のいる星へ行くか。
アンハサウェイ演じるブランド博士がいる星へ行くか。
となる訳です。
そこでブランド博士が急に愛について熱く話始める訳なんですよ。
私達は理論に縛られ過ぎていたと。
愛は人間が発明したものじゃない。愛には特別な意味があるんだと…。
そしてマン博士の星の後、最後にブランド博士は恋人が待っている(ハズの)星へひとりで行くことになるのですが…。
ブランド博士はヘルメットを取るんですねそこで。
つまりそこでは、息が出来るということ。
結局のところ、人が住める可能性がある土地は、恋人が待っていた(ハズだった)星だったーーー。
そいういうことなんです。
『愛の力が導く方へ』は、正解だった訳ですね。
もう次の星へはひとりしか行ける燃料が残っていないと分かり、自分を犠牲にしてブランド博士を恋人の待つ星へ行かせた、クーパー。
そのままブラックホール(ガルガンチュア?)へ吸い込まれていく訳ですが、
ここからが本当にゾクゾクする展開なんですね。
なんと、結果。
クーパーは自分自身が自信を宇宙へ行かせたというのですよ。
は?????
意味が分かりませんでした。
1回目見た時は。
じゃあ今宇宙を経過してこうして時間を辿って家に戻ってきたとして、じゃあ今その本棚越しに見ている先に居る方のクーパーが家を出て宇宙に行きますね。そうすると宇宙にクーパーが二人いることになっちゃうのではないの???と。
わけわからん状態でしたが、やっと納得です。
つまりいろんな時間からアクセス出来る状態というんですかね?
ふたつの時間軸が出来た訳ではなくて、あくまでひとつの時間の流れの中にこの、何十年も先のクーパーと過去のクーパーが居るということです。
娘がね。
ここがまた”愛”のテーマに繋がるところなのでしょうね。
最後に、
「誰も信じなかったけれど。パパが戻ってくるって分かってた。」
「だって私のパパがそう約束したからよ。」
と言うんです(ノД`)・゜・。✨
置いて行かれてね。すんごく寂しい悲しい思いをしながらも、信じてずっと研究を続けてきたんですね。
結局人類を救ったのはこの娘さんでもあった訳です。
あの教授はそこまで想像していたのか・・・?
それは分かりませんが。(たぶんそこまでは予想してなかったような…。)
これはもうお父さんに会いたい一心で。
研究をつづけたのかもしれません。
愛の力が、人類を救うと。
それがこのSFの面白さに織り交ぜたこの映画の一番のメッセージなのかもしれません。
それから忘れてはならないのがターズの存在です。
俺はロボットだから大丈夫、と自分で言うシーンがあるのですが、
何か、グサ~っとくるんですよね。。
ロボットが、反撃に出るような映画はそれはそれで怖いけど。
物分かりよく、人のためにと動き過ぎるのも、このターズには特に人格のようなものを感じるような設定になっているからか余計に、ターズありがとう(ノД`)・゜・。となるんですよね。
観る時は是非ターズにも、注目してみてください。
宇宙の映像美
宇宙って、なんでこんなに綺麗なんでしょうね…
星空をぼ~っと眺めてしまう、というのは誰でもよくあると思います。
それって、単に光がキレイを超えて、
やはり宇宙が私達にとって、未知の存在だからなのでしょう。
ブラックホール(ガルガンチュア)とかって、なんとなくその概念を言葉で聞いたことはあっても、どういった形や色をしているかって、見たことは誰もない訳ですよね。
この映画の中ではそれが映像化させている訳ですが、
一応形とかどういったものかというものは、NASAだかその辺りの専門家の話を汲み取って、作られているらしいです。
こういう感じなのかな・・・!???✨
と想像を働かせて、どうなっているのかと見ているとやはりワクワクしてしまいますよね。
それだけでもこういった宇宙ものは見ていて面白かったり感動したりします。
中でもこのインターステラーは、ゼログラビティもかなり綺麗な宇宙の映像を観れましたが、それに負けず劣らずの素晴らしい映像美でした。
こういった面でもインターステラー、オススメです(*^^*)
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いったいこの世界はどこへ向かい、どこへたどり着くのか…!??
SFから、これからも目が離せません♪
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