こんにちは、hibikiです。
最近、『僕の妻は発達障害』のという漫画を読みました。
その感想を今回書こうと思いましたが、それは次回にして、
その前に当ブログではまだ発達障害の分類や症状について自分のこともそこまで具体的には書いてきていないので、
まずは、
発達障害ってどんな特性があるの?
というのを、
漫画のご紹介と共に、今日は書いていきたいと思います。
発達障害の分類とそれぞれの特徴
発達障害というものが近年だいぶ知られてきてはいるので、特に自分もそういう特性があるかも?
という方はよく知っている内容かと思いますが、
そうでない人にとってはまだまだ、知らない人も多かったり、
知ってはいるけどあまり理解はしていない、できない、というのが現状なのではないかと思います。
なのでマンガの内容と感想を書く前に、簡単に発達障害について、どういったタイプが居てどういった特性があるのかを少し書かせて頂きたいと思います。
上記でどういった”タイプ”が居て、と書きましたが、
こういった情報は、困っている当事者や周囲の人達にとっての助けとなるといいと思いますが、
一歩間違うと”この人はこうだから”といった決めつけ、偏見に繋がりかねない部分もあるような気がしています。
あくまでひとりひとりいろんな特徴がグラデーション上に混ざっていて、例えば下に分類図を貼っていますが、傾向の把握は出来ても完全にこの人はこうと誰も分類できるものではなく、ひとりひとりそれぞれの特性があるというのをご理解いただけると幸いです。
分類とそれぞれの特性
以下は厚生労働省、政府広報オンラインの発達障害のページから引用させて頂いておりますが、発達障害の分類図になります👀
大きく分けて以下のように分類されていて、それぞれの特性が書かれていますね。
その中でもひとりひとりどんな特性を併せ持っている、という感じになるかと思いますが、
大きな分類を知ることも、困らずに生きていくための手がかりに繋がると思います。
さて、こういった特性が、具体的にどのように困るかといったところは、
本当に人それぞれであると思いますので、そこについては自分がどういったことに躓いてきたか、困っていたかを振り返り、書いていきたいと思います。
私の場合の困りごと
私は20代の頃にうつ病でいろんな病院を回った時に、
軽度だけど広汎性発達障害の傾向が少しありそうだといった話を伺いました。
しかし、うつ病になるまで数年同じ会社で仕事は普通に出来ていたのもあるし、診断テストの結果からもそこまで酷くはないから気にしなくていいような話もされたのを覚えています。
しかし当時の自分からしたら、うつ病になって実際に働けなくなっているのに…?
といった疑問はやはり残りました。
でも元気になって普通に働いている今は、やはりその診断が適切だったのかなという気もしています。
というのは、うつ病は栄養失調状態(鉄分やビタミン、その他の栄養素が健康状態を損ねるまで足りていなかった)から来ていたものであったので、
恐らくは発達障害の特性により、発達障害でないよりはエネルギーを消耗しやすい面を理解せずに、ひたすら頑張るタイプだったので(今もですが💦)ただただ消耗し続けた結果、そのようになった、というのは要因としてひとつあると思いますが、
その他にも例えばダイエットの結果だったり、運動もかなり好きだったのでそんな状態でも本当に働けなくなるまでは地域のサークルに所属してスポーツもしていたりしたため、
エネルギーのすり減りは通常よりはだいぶ多めな生活をしていたのかなと、想像できます。
つまり発達障害の特性だけによって招いた結果かというよりは、複合的な要素によるところだったのかなという感じです。
当時(20代)の困りごととしてはこんなことがありました。
(一部HSPの特性も混ざっています)
正直こういった症状がホントに何もない人からしたら、本当に軽度?と思われるかもしれませんが(^^;)💦
特に今は発達障害で出される薬は特に飲まずに普通に生活出来てはいるので、たぶん軽度かなと思います。
広汎性発達障害はだいぶ前はPDDと表記されていましたが、最近分類が一部変わったようで、
2013年より『自閉症スペクトラム障害/自閉スペクトラム症』に包括されたようです。
ここで恐らくこの分類に違和感を覚える方もいるのではと思います。
というのは、自閉症という言葉には大体の方が何かしらの概念を持っているであろうからです。
実際に私はじゃああまり人と話さないのかというとそんなことはなく、むしろ結構おしゃべりも好きでよく庭先でご近所さんと立ち話なんかも楽しんでいるタイプなんですが、職場でも、夫や友人とも普通にしゃべります。
しかしもしかしたら・・・?と思ったことがひとつあるのは、
20代の頃病気で苦しんでいた時に母から、
『本当に小さい頃は、一人でず~っと何かやってることが多いから、自閉症かと思ったこともあった』
という話を聞いたことがあるのです。
なのでしゃべる楽しみは後々ついてきたもので、持って生まれた特性としてはその傾向があったのかもしれないなとは思っています。
今は普通にコミュニケーションに支障を感じることは全くないので何も感じないのですが。
では今はどうかというとこんな感じです。
今こちらを書いてみて、だいたいの苦手意識が強かった特性が今は緩和されたかと思いきや、意外と今もあったなと、自分で驚いています(^^;)💦💦
特性が緩和されたと思ったのは、恐らく特性を活かせる仕事をして、夫と犬猫達との暮らしで生活も自由にしたいように出来るので、プライベートと仕事両方で対策がしやすい状況を手に入れられたというのが大きいように思います。
困りごとから、仕事が楽しい!生活が楽しい!へ
ここで、先ほど書いた”困っていた特性”を、別の面から見て書いてみました。
このように書いてみると、悪いことばかりでもないと気づきます。
そしてHSS型の行動力のおかげか、割とよく行動力あるねと言われるのですが、病気を乗り越えてからは持ち前のやりたい事+行動力で突き進んでこれたように思います。
あとは出来ないことがあってもいい、という割り切りですね。
これがかなり大事で、別に全部出来なくてもいいじゃんって思えるかどうかって、自分自身にどれくらいストレスを感じるかに繋がると思うのです。
出来ないことも沢山あっても、そこまで他人に迷惑をかけることでなければ、もしくは誰かと補い合うことが出来てうまくいくなら、それでいいと思うのです。
今も発達障害の特性により困っている方で、
周りの人と比べて、出来ないこと、悪く指摘されがちなことが多いと、どうしても自分の悪いところばかりに目が行ってしまいガチになることもあると思います。
目が行ってしまうだけでなく実際に何か生活や仕事に支障が出ているなら改善策をたてることも必要だと思いますが、もしかしたらその中には、出来ないままでも実は問題ないこともあるかも?
ということにも目を向けて見たり、
実は別の面から見たら環境によっては活かせることもあるかも?ということも、見て頂けたらなと思います。
自分の職業柄 職場にも沢山同じような人がいる話
余談ですが、私は長らくゲーム開発の3DCGデザイナーをしていますが、
同じように発達障害の傾向あるな~と思う人は、ADHD傾向、アスペルガー傾向、そして私と同じように広汎性発達障害傾向。程度の差や特性はそれぞれですが、結構な率で居るように思います。
居るように思いますとボカしたのは、本人から自分はそういう特性あるよ~と聞いた人は数人なので断定はできないからです。
昔はデザイナーも職種によってはあまりコミュニケーションはそこまで重視されず、作れれば良しとされてきた頃もあったように思いますが、
今はコミュニケーション能力がどの職種でも求められ、制作会社の方だとそれでもまだほどほどに話が出来ればやっていけると思いますが、特に開発の現場だと誰とでもしっかりコミュニケーションをとっていくことが必要になってきますので、以前より必要な能力の範囲が広くなっているのは感じます。
そういうのはあると思いますが、それでもいろんな人がいるこの仕事や、一緒に働いている人達が私は結構すきですし、最近は全員にすべてを求めすぎでは?という気もします。
難しい問題ではあると思いますが、うまく能力をカバーし合いながら一緒に働けたらそれでいいのでは?と思ったりもするこの頃です。
何か別の記事にも書いたような気もしますが、
発達障害を生み出しているのは、この社会だったりもするという一面もあると思います。
社会に求められる能力によって、どういった特性が『働きずらい』、『生活しずらい』、に繋がるかも変わる訳ですから…。
偏った捉え方をしないで
先ほども書きましたように、例えばADHDだとみんな不注意で多弁で衝動性がある、といった風に考えるのはよくないと思いますが、
その分類の中の特性が強い、もしくはいくつかの特性があてはまる、といった感じで捉え、では今現在困っていることは何か、この先生きていくに支障が出そうな部分はどこか?を見て行き、カバーしていく対策をたてるだとか、
または特性から逆に活かせる部分だったり、適正のある仕事や楽しみを見つけていく、
ということに繋げていくことが、こういった特性を知るコトのひとつの意味になるのかなと思います。
こちらを見て頂て頂きたいのですが、
ひとつの特性をとっても、一面だけを見るのではなく、
いろんな角度からよく理解しどう捉えていくかが如何に大事かということがよく分かるかと思います👀
僕の妻は発達障害の知花さんはというと
”僕の妻は発達障害”の知花さんは、
この漫画では敢えてどの傾向かは断定していないそうです。
私は途中まで恐らくADHDが強いタイプなのでは、と思いながら読んでいたので、例えば話がポンポンといろんな方向に飛ぶだとかは私はあまりないのですべて同じものを感じる訳ではなかったのですが。
ですがそこで思ったのは、分類は違えど、
例えば
仕事がない時に”せめて家事くらいはちゃんとしないと自分が居る意味がなくなっちゃう”といった言葉だったり。
”自分みたいなのはひとりじゃとても生きられない”という気持ちだったり、、、。
よく分かる気持ちが沢山溢れていて、知佳に感情移入しながら、そして一緒に辛い思いになったり、はたまたふたりの関係のよさに和まされたりしながら、読んだのでした。
みんな既に頑張っている
発達障害の人もそうでない人も、生きていくのは結構大変ですよね。
発達障害の特性があると、現代社会では特にかなりの生きづらさを感じる人もいるかと思います。
ただ困らずに生活し、仕事をし、自力で生きていくことが本当に大変で難しい。
私も特に20代の頃はかなりそれを感じていました。
それでもなんとか自分なりの生き方を見つけていけたらと思いますが、
ここで言いたいのは、既にこうしてこの社会の中で生きてきている時点で相当に頑張っているということ。
その大変さは他人が測れることではないこと、、。
みんな頑張ってる…!本当に頑張ってる!!
なるべく、今困っている人も。
自分の生き方が見つかるといいなと思います。
そしてこの漫画はそんな私達に寄り添ってくれるような、そんな内容になっていることを感じました。
僕の妻は発達障害
僕の妻は発達障害は、現在月刊コミックバンチで連載中の漫画です。
連載しているサイトで一部試し読みが出来るようですのでご興味がある方はぜひ👀
▼ マンガ 僕の妻は発達障害 の感想はこちら ▼
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