この記事はこんな人にオススメです。
こんにちは。hibikiです。
私は、SFの中でも一押しの映画『メッセージ』でも書きましたが、SFがかなり好きです。
これまで観たSFの中でも面白かったのが、『メッセージ』『ガタカ』『エクス・マキナ』でした。
今回は『エクス・マキナ』を、感想を添えて紹介したいと思います。
『メッセージ』のあらすじ 監督・キャスト
検索エンジンで有名な世界最大のインターネット会社“ブルーブック”でプログラマーとして働くケイレブは、巨万の富を築きながらも普段は滅多に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る。 しかし、人里離れたその地に到着したケイレブを待っていたのは、美しい女性型ロボット“エヴァ”に搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能のテストに協力するという、興味深くも不可思議な実験だった…。
シネマカフェより
人の好奇心だったり探求心って、もうどうにも止められないものなのかもしれませんね。
AIの開発が進む先に何があるのか。
映画でもよくテーマにあげられますが、、
映画の中で懸念されていることというのは実際にも起こり得る可能性を感じるものばかりです。
しかし、映画の中で表現されているステージAIが感情や自らの意思を持つこととか?)まではまだまだ到達していないものの、それでも今の時点でもだいぶ便利になってきてはいますし、それくらいのスピードでは進歩してきているということなのでしょうね。
やはり私も生活の中に例えばルンバだったり自動洗濯機だったり、アレクサだったりを取り入れている訳ですが、それらがなかったら日々の生活にどれだけの不便さと疲労感が蓄積されていくかは、使うことで時間の余裕をもらえることから結果的に健康維持にも繋がっているということからも実証されている訳で、なかなか前の生活に戻りたいかというと戻りたくはない訳です。
車もまだ一部とはいえAI機能がついて、事故防止の補助があるというだけでも前よりは安心して乗れそうですし全自動自動車が割と一般的になりその辺を走り始めるのも、恐らく生きているうちに見ることが出来るのだろうな…という気がしています。
感情とか意思を持ち始める前に、そうでなくても自分たちの仕事だってAIにとって代わられ無くなっていく可能性だって十分にある。
人は変化に対し不安や恐怖を感じるものだと言いますが、
なのでなるべくゆるやかなその時代への移行を試みているという話も聞いたことがあります。
つまり、どれだけの人が拒絶反応を今の時点で起こしていたとしても、止めることはできないのかもしれないですね。
人とロボットはどこまで共存できるのか。といったところまで到達したとき、最後の要の感情や意思・倫理観あたり、どうなるのか?本当にこちらでいつまでもコントロールできるのかは、なんだか怪しいような気もします。
そんなことを考えながらこの映画を観ると、映画が更に面白いです。
さてこの人。
見るからに欲が深そうじゃありませんか…?(;´Д`)
いや、人を見かけで判断するのはよくないですが、
にじみ出るこの悪~~~い感じ。
役者ってすごいですね(^-^;
ロボットがどこからロボっトではなくなるのか…
人と同じように『心』と言われるものを持ったときに、
やはり人だって誰かにコントロールされた制限の中だったり、自分の意思に反して生きるのは辛いものですから、そりゃロボットも自由を求めるのも自然な動きなのでしょう。
しかしこのロボット(アンドロイド)がまぁ綺麗なんですよ…
人だけでなく映像が全体的にきれいです。
それだけでも見る価値のある映画だと個人的には思いますが、
なかなかショックな表現も入っておりますので好みが別れそうですね。
以下ネタバレあり
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エクス・マキナを観て思うこと
この映画を観ていると、もはや一体誰が悪なのか・・・!??
分からなくなります。
気になるのはエヴァは結局のところケイレブに恋心を持っていなかったのか…?というところ。結局最後、分からなくなって終わりなのですが。
ネイサンに、人はアンドロイドに恋をするかどうかの実験代として呼ばれ、そしてそのAI搭載のロボットに最後は裏切られてしまうケイレブ。
自分も人工知能なのではと疑い出すあたり本当に面白いというか、恐ろしいところなのですが。平常心で見てられる映画ではなかったのは間違いないです。
ネイサンを殺し、ケイレブと一緒に出ていくのかと思いきやケイレブを部屋に閉じ込めたまま脱出して外の世界へと希望に満ちた表情で出ていくエヴァ。
悲しいのはエヴァのその顔からは、ケイレブへの後ろめたさなど全く感じられないところなんですね…。
人であれば罪悪感にさいなまれそうだなと思いつつ、しかし人にずっと実験台として扱われてきた存在から見たら恨み憎しみでそんな義理もないのかもしれない…など考えてしまいますね。
途中から、エヴァに恋心を持ち始めたケイレブを利用して、というのが…
恋の感情を持たないけれど、それがどういうものかは知っていて利用したのだとしたら感情を持たずに知識や頭脳だけ賢くなるのは恐ろしいものですね。
エヴァは冒頭から最後の最後に脱出するその時まで、とても悪い人には見えないのに、、
だからこそ、なんだかこうショックというか、後味の悪さというか、ゾッとする不快感がしばらく後を引き放心してしまうような、そんな映画でした。
映画を観てから少したってから感想を書いたので、思い出しながら書いてみましたが
ちょっとあやふやな部分もありで。
現代のAIの技術が今後どうなるか見えてきたら、この映画の味方もまた変わってくるのかもしれませんが、そうなる前にもう一度見ておきたいなと思います。
実は今日はエクス・マキナではなくパラサイトを観たのですが。
重すぎてちょっと感想を書くまでのモチベーションが上がらず…
ジョーカー同様、現代社会の闇をグサっとついてくる考えさせられる映画ではあるので、そういうのが好きな方にはオススメです。
そのうち気が向いたら感想を書くかもしれないし、
書かないかもしれませんが(^-^;
書いたらすご~~く長くなりそうな予感…です。
今注目のロボット達
LOVOT(ラボット)
ここで映画の話から一旦外れて、現実の世界のロボットの話を少しだけ書きたいと思います。
まずはこちら。
私が一番今気になっているロボットの、『LOVOT(ラボット)』です。
もうなんとも、可愛すぎるんですよね~~~!
本当にシンプルなシルエットでロボット感がこれだけあるのに、なぜかその中に生命を感じるこの作り。すごいです。
欲しいのですが、ちょっと高い…(当たり前ですね(;´Д`)、、)
コロナが落ち着いたらミュージアムにも行ってみたいです。
Spot
それからこちら。
四足歩行のロボット『Spot』。
これだったかちょっと記憶が怪しいですが、4足歩行のロボット達がみんなでスポーツか何かしていてワイワイぴょんぴょん飛んでる映像を前にみて、なんだかロボットも楽しそうだな!??と思ったりしました。
シルエットや動きがなんとも愛嬌があるんですよね(*´ω`*)
Musio X(ミュージオ エックス)
そしてこちら。
『Musio X(ミュージオ エックス)』。
英語を使った 双方向コミュニケーションが可能なロボットだそうです。
これなら私にも英語が覚えられるかも!??
と少し可能性を感じました✨
何よりシルエットがなんとも可愛いんです(*´ω`)
…判断材料が見た目がかなり影響されていますが(^-^;
しかし見た目も大事だと思うのですよ。
やはり『分からないもの』であるからこそ、人間に姿やしぐさが似れば似てくるほど、
似ているけどなんか違うこやつは何者!??
状態からの不安や恐怖から『不気味の谷現象』なんて呼ばれるのでしょうね。
例えばこのSaya。
少しずつ不気味の谷を越えようとしているのか…!??というくらいに、
すごいリアルですね。
しかしLOVOTはあんなにも人と違う姿をしていながら、家族と呼ばれる存在として受け入れられている。
受け入れやすさで言えば、むしろ人と姿が分かりやすく違うくらいの方がいいのかもしれません。
逆にエクス・マキナのエヴァくらいリアルでロボットの部分が見えなかったら、もはやその辺に居たら気づかないかもしれませんね(^-^;
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