こんにちは。hibikiです。
今回は、昨年12月に配信が始まったピクサーの『ソウルフル・ワールド』を観てみての感想と紹介になります。
ちなみにディズニーは映画館上映の他に配信を始めた訳ですが、配信は配信専用のオリジナルタイトルがこれからも制作されるようですね。
コロナが収束してもそのようになるのでしょうか、、
毎回かなりのヒット作を出すディズニーやピクサーが配信向けに制作していくとなると、映画館から益々人が遠ざからないかが心配ではありますが、、
いろいろとコロナを機に変化を余儀なくされたり、逆に新たな道が開かれることもあるでしょうが、映画の在り方もだんだんとこうして変わっていくのかもしれません。
学生の頃は並んだうえに立ち見だろうと楽しみに観に行ってたのが懐かしいです。
今はだいぶ私も家で観たい派になってしまいましたが💦
やはりコロナが落ち着いたらまた映画館でも楽しみたいという気持ちもあります。
映画館の売上はほぼほぼ飲食系の販売によるものらしく、今は映画館へ足を運んでもなかなか以前のように中でドリンク飲みながら、ポップコーンつまみながらとはならないですよね。そんな中かなり経営苦しい状態にあるという話を目にしましたが、、
何か映画館も別の生き残りをかけた道を考えていかないといけないのかもしれませんね…。。
家でもテレビ画面やモニターがだいぶ大きくなり映像もどんどん綺麗になってきている中、映画館に直接観に行った時だけの特典などがあったら自分だったらより映画館を選びやすくなるのかな、という気もします。
スキー場の話を書いた時も同じようなことを思いましたが、自分が楽しんで来た場所がジョジョに減っていくというのはなんとも寂しいものがありますねぇ。
話を戻しますが、ソウルフル・ワールドの配信は今のところDisney+のみのようですね。
Disney+では、メインで以下のブランドが配信されるようです。
月額700円、初月無料ということで家でもお試しで観てみることにしてみたのですが、何気にナショナルジオグラフィックの映像が入ってきているのがいいですね✨
ひとまず1か月堪能したいと思います♪(*´▽`*)
『ソウルフル・ワールド』のあらすじ 監督・キャスト
ジャズミュージシャンを夢見る音楽教師のジョーはある日、ニューヨークで一番有名なジャズクラブで演奏するチャンスを手に入れるが、浮かれ気分で街を歩いている最中にマンホールへ落下してしまい、目を覚ますと青く可愛らしい姿に――。そこは人間が生まれる前に性格や才能、自分の個性や興味を決める場所“魂<ソウル>の世界”だった。ジャズクラブで演奏するはずだった日まであとわずか…果たしてジョーは地上に戻り、夢をかなえられるのか…?
シネマカフェより引用
ピクサーは脚本に平均2~3年もかけるようです。
どの作品も映像が素晴らしだけでなく、もれなく本当にストーリー性やキャラの個性が素晴らしく、いつも深く感動できる話になっている秘訣はその辺りにもあるようですね。
ちなみにピクサーの製作の流れは、ざっくりですが、
①原案(監督・プロデューサー・脚本家)→②原案を基に脚本を書く(脚本家)→③脚本を基に絵コンテ作成(ストーリーボードアーティスト)→④絵コンテを基にアニメーションを作る
といった感じになっているようです。
(参照元:ピクサー訪問記『モンスターズ・ユニバーシティ』編)
私はピクサーの監督はジョン・ラセターくらいしか覚えていませんでしたが、ピート・ドクターも監督作品以外にも数々のタイトルに関わっているようで、
トイ・ストーリー の原案・スーパーバイジングアニメーターやトイ・ストーリー2の原案、ウォーリーの原案・製作総指揮、メリダとおそろしの森・モンスターズ・ユニバーシティ・トイ・ストーリー4 ・2分の1の魔法の製作総指揮ももされていたんですね。
Mr.インクレディブルでは声優もされてるみたいです。
また今後公開予定のルカ (2021)やターニング・レッド(原題) (2022)、 ライトイヤー(2022)でも製作総指揮を務められているそうです。この辺も楽しみですね✨
私は監督は知りませんでいたが、今回のソウルフル・ワールドはかなりインサイドヘッド色の強い作品でしたので、なんとなく同じ監督かな?とは思っていたのですが、インサイドヘッドに負けずユニークな発想から人生に悩む人へのメッセージも沢山込められていて、人生への愛を感じる内容となっておりました。
こちら、インサイドヘッドもそうでしたが、通常のピクサーともDisney作品ともちょっと変わった作品ではありますがかなりオススメです✨
ソウルフル・ワールドの感想
だいたいの人が、自分はどうしてこういった性格になったのだろう?とか、自分はなんのために産まれてきたんだろう、、といったことを一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
この作品のキャッチコピーにはこうあります。
”日常の中で<人生のきらめき>を見失っている全ての人へ贈る”ーーー。
自分は割と人生の中でだいたいの時間が、夢中になるものに突き進む人生だったように思いますが、例えば20代の頃の病気の療養生活の中でだったり、日常のふとした瞬間にだったりに、一体今何をしてるんだろう・・・こんな風に一生を送る意味が本当にあるのか?と、心の中で問う瞬間はやはりありました。
今はあまりそういうこともなく、自分は自分がやりたいことに向かって突き進みながらも、出会えた人達との時間を楽しみ、日々の世界の変化や様子を楽しみ、素晴らしい景色を楽しみ、日々のご飯を楽しむ。それだけで十分生きてる実感というか、ささやかな喜びをよく感じるようになりましたが、
では以前よくそう疑問ばかり抱いていたのは何だったのか?と思うと、やはりいろんなことに拘り過ぎていたり、思うように何も出来なかったり、、そうしている内に些細な日々のことを楽しむココロを失ってしまっていたりした部分もあったのだろうなーーー。
なんて思ったりします。
この映画は、そういったところに問いかけてくれ、
そして”人生って、日々の瞬間瞬間を、今この時を味わい、心動かされ、楽しむことなんだ”ってことを教えてくれているんですね。
こんなことはありませんか…?
私には絵しかないとか、声しかないとか、見た目しかないとか…
拘りが強すぎるあまりに、その拘りで自分を縛って、実は楽しみえることは他にもいろいろその辺りにあった、なんてこと。
そのことで才能を発揮したり認められないと、本当に自分の人生はダメになってしまうのだろうか?
きっとそんなことはないんですよね。
例えば綺麗な雪景色や、春に暖かさを感じて、桜がキレイに咲く喜びは、誰かにだけやってくる訳ではないんですよね。
それから、ストーリー中に虹色の世界が出てきますがその中の案内人の方がこんなことを言ってました。
夢中になれるもの、自分にはこれだ!というものを見つけたら生きていけるの?単純ね…。
(思い出しながら書いているので言い回しはちょっと違ったかもしれませんが💦)
この言葉、結構ハッとする人もいるのではないでしょうか。
確かに何か目指すものや自分にはコレだ!というものがある方が、それに突き進めばいいという点では生きやすいかもしれません。
ですが人生ってそれだけじゃないんですよね。いろんなことが起こりますから…。
それに、自分はこれをする人生ですって、最初から決まってたらなんかつまらないなとも思いました。。
いろいろ体験して、自分で味わって、自分で考えて、いろんな人と影響し合う中で、自分で決めていきたいですよね。
それから、その虹色の世界で、人は生まれる前に性格を決められているようです。
「はい、あなたたちはこっち~!あなたたちはこっちね~!あぁ、あとのふたりも一緒にこっちでいいわ」
といった感じに割と適当に”明るく活発”とか”内向的で悩みガチ”とか割り振られていく訳です。
面白いですよね。
しかし割とこの表現は、半分は実際このレベルで性格も運で半分は決まっているんでは?と思う部分もあったりします。
そうすると、運で決まっていた自分の性格に悩むのもなんだかバカバカしくなってきますね。
そんなノリで決まった自分の持って生まれたものは、もう考えてもしょうがないのでその自分で人生楽しんで行こう!って。そんな意味も込められているのかな?
なんて私は考えたりしながら観ていました。
もしかしたら私達は自分自身のことや、人生に、意味があると思い過ぎて求めすぎているのかもしれないですね。
最後にソウルフル・ワールドを覗いて、個人的に好きなピクサー作品をベスト5まで挙げてみたいと思います。
- ファインディング・にも/ファインディング・ドリー
- トイ・ストーリー(1~4)
- インサイド・ヘッド
- ウォーリー
- レミーのおいしいレストラン
こんな感じです♪
シリーズものをまとめたのはちょっとズルいですかね💦
まとめないとトイストーリーとニモだけで終わってしまうので(笑)
よかったら皆様のベスト5もコメントやTwitterで教えてもらえたらうれしいです(*´▽`*)♪
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今日も今の一瞬、一瞬を大切に…✨
皆様それぞれに、いい1日をお過ごしください(*´▽`*)
映画って何歳になってもいいものですね
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