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【適応障害・鬱】カウンセリングを受けたくない、続かない【気分循環性障害】

病気のこと

こんにちは、hibikiです。

今回は、うつ病の治療に有効性が高い、カウンセリングについて少し書きたいと思います。

以前こちらの記事『病院選びが人生を左右するかもしれない、ということ。』の最後の方に書いた、自己分析あたりにも繋がってくる話ですが、

人生の中で一人だけで何かを考えすべて一人で生きてきた、という人はほぼ居ないのではないかと思いますが、誰にでも親や兄弟、友人知人、同僚など、いろんな人と話すなかで沢山のことを考えてきたと思います。

そういう中で自分の考えだったり、自分とそして周りの人のことを知っていくのだと思います。

きっとその中によく話し合える人が何人かいる人には必要がない可能性もありますが、人との出会いはかなり運が占めることが多いと思いますので、身近によく話し合える人や相談出来る人が居ない人も結構いるのでは、と思います。

しかも病気の話となると、なかなか話せる人と話せない人がいますよね…。

そんな時に、やはり一人で考えているよりは、カウンセラーさんを頼るのはすごくいいことだと思うのです。

身近に沢山話せる人達が居るという人でも、カウンセラーさんはその道のプロですから、よりいい道だったり案へ導いてくれる可能性もありますよね。

あまり固く考えず、気軽にカウンセリングが海外のように身近にある、そんな状態に日本もなった方がきっと一人で苦しんで追い込まれるような人も減るんじゃないかな、と私は思ったりしています。

カウンセリングが続かない時

ここからは、うつ病や適応障害といった病気においてのカウンセリングについて書きたいと思いますが、栄養療法やウォーキングといった軽い運動など、精神と体でいう「体」の方のサポートがしっかり出来ている前提で書かせてください。


というのは、考えるのが嫌になる、マイナス思考になるというのが、実はエネルギーが物理的になかったり、血流が悪く体調が悪くなりやすい状態となってしまっているために起こっている可能性もあるからです。

心(精神・脳)と体は繋がっているというのは本当で、体の状態も同時によくしてあげる必要が絶対的にあると思います。

心(精神・脳)を使って考えを磨く、そのエネルギーの準備が出来ていることも大事な治療の要素であることを、頭の片隅に置いてみてください。

◎「心」とは?


私達が辛い、とか、苦しいとか、楽しい、うれしいと感じる心はどこから来ているのか・・・?

それは、実は脳がそういう指令を、”記憶”をもとに出しているそうです。

今自分が「うれしい」と感じて「笑う」ことが、

産まれて物心つく間に、母が笑っているから温かい気持ちで笑うまねをする。

何回もまねをするうちに、笑う=うれしい、たのしい。と結びつているようなのです。

これこれをしたら、しんどそうだ、、と何か想像をする時、

自分自身の経験の中からその記憶を呼び起こしてそういう気持ちにさせているのですね。

脳が気持ちや気持ちの表し方を学習している。

心=脳の記憶 と言えるかもしれませんね。

なので今辛い状態ならその心がどうして出来上がってきたのかを理解したり、一旦解放する手続きをして。

それから、これからは幸せに向けていい経験・体験を積み上げていけるような土台になる考え方を身に着けていく必要があるのだと思います。

ではここでカウンセリングの重要性と、なぜ気が進まなかったり辞めてしまったりするのか。といったところを考えてみたいと思います。

実は私も、なかなかカウンセリングを受けようと思ったのは治療を始めてからだいぶ経ってからで、しかもすぐに辞めてしまったのです。

しかし、回復し始めてから、自己流で本で学び認知療法を続け(学習)、

また、実際の社会で沢山の苦難だったり壁を乗り越えてきたことで(実践)、

少しずつ、考え方を変えていくことが出来たように思います。

何がカウンセリングを遠ざけていたのか…?

大きく分けて以下ふたつの要因がありました。

本当の自分を見つめる恐怖

人から考えを変えろと言われると、自分を否定されたような気持ちになる

そんな感じで自分を変えるチャンスを度々失っていたように思います。

しかし、これはいつ気づいても遅いということはないとも思っています。

今こんな風に動けずにいる人が居たら、きっと今気づくことで変われるかもしれない!と、

逆に希望を持ってほしいです。

本当の自分を見つめる恐怖

自分を見つめ、自分の弱さとまた苦しかった記憶を呼び起こす恐怖です。

hibiki
hibiki

自分はどんだけダメ人間なんだろう…

hibiki
hibiki

もう自分のことなんか深く考えたくない。

hibiki
hibiki

もうどん底なのに更に否定されるのは辛すぎる…。。

そうした気持ちがカウンセリングを遠ざけていました。

ですが、結局は苦しみながらも向き合うことで、多くのことを学び、

過去を振り返るのは辛いけどどうしようもない状態に陥ることはない、

自分自身をしっかり受け止めることが出来たのです。

ここは、パートナーの力もあったかもしれません。

私はひとりではなかなかそこまで辿りつけない、弱い人間です。

だから余計に、パートナー含め沢山の支えてくれた人たちに感謝しているし

居てくれること、その人たちの存在を大切にしたいと強く思うのです

ただ、ここに立ち向かうかの判断は、やはり専門家を頼った方がいいかと思います。

例えばトラウマなどの度合いによっては、思い出すだけで本当に危険な場合もあるという話も聞いたことがあるので、、、

その場合は、他の解消法を提案してくれる方がいるかもしれません。

人から考えを変えろと言われると自分を否定されたような気持になる

お前の考え方は間違っている。なんでそんな風に受け取るんだ。考えを変えろ。

そう人に言われると、

hibiki
hibiki

hibikiってそんなにダメなの…?

と、まるで自分を否定されているような感覚になっていて、余計変えることを拒む気持ちが生まれていたように思います。

ですが、これには二つ大きな根本的な問題が含まれていたのです。

◎否定されているように感じるのは自己肯定感が低いから

◎その考えが自分そのものだと思い込んでいた

誰かの言葉に傷ついた時、それは確かなのでそこを否定することはありません。

受け取り方もなにも、本当に傷ついたのです。

ただ、”誰が悪い”とか、”こうだからうまくいかない”と、ずっと言っていてはそれはそれでしんどいですよね。

誰かを悪く思ったり、怒ったり、イライラしたり、恨んだりする気持ちは、

気力・体力を消耗します。

なんとかその気持ちを発生しないように出来るなら、したいですよね。

ここで言いたいのは、

実は根本的には、自分がその様にできないことがダメだと思っていないか?

考えを改めること、変わることがおかしい、恥ずかしいことだという固定観念がないか?

こういったことです。

そして、”何故そう考えるの?”と言う人は実は

そう考える「あなたが悪いと責めている訳ではない」

その考えが「自分自身を苦しめているのではないか」と指摘してくれているのでは?

そんな可能性もあるのかもしれない、ということなんです。

そして大事なのは、

考えを変えても自分は自分である。

そう思えるか。

このあたりがポイントになってくるのかなと思います。


自分を苦しめている拘りに、これからも拘り続けることが本当に幸せに繋がるのか・・・?

いつも辛く苦しい方へ考えてしまう方は、

カウンセラーさんとの話の中で、楽に過ごせる思考をみつけられたらいいなと思います。

先生の紹介

最後に私が信頼している先生の紹介をさせてください。


気分循環性障害という病気でも紹介させて頂きましたが、

私はこの先生に出会って、回復への道を開くことが出来ました。

新宿OP廣瀬クリニック 

廣瀬クリニック(水戸)

混んでるのでなかなか予約も大変ですが、youtubeで話してくださっている内容がとても勉強になります。こちらの動画は、病気の本人だけでなく、家族が周囲に病気の方が居る方、そして子育て中の方にも、メンタルについて学ぶことは何につけても活きてくることだと思うので是非お勧めしたいと思います。

先生が書いた本も治療へのヒントをくれると思います。

完全復職率9割の医師が教える うつが治る食べ方、考え方、すごし方

うつで辛い思いをされている方や、その周囲の人の明日が、

少しでも楽になりますように。

そして未来を、今より楽しく生きていけることを願って。

私自身もこれからも精進していきたいと思います(*^-^*)

hibiki
hibiki

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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