こんにちは。hibikiです。
昨年公開されてから観たいなぁ~と思っていた映画『犬部!』が
amazonプライムビデオで観れるようになっていました✨
昨日さっそく観てみましたので、感想を添えてご紹介させて頂きたいと思います🐶😸
※感想は下の方になります。
『犬部』のあらすじ 監督・キャスト
青森県十和田市に、一人の変わり者がいた。花井颯太22歳、獣医学部の大学生。子どもの頃から動物愛護がライフワークで、一人暮らしのアパートには保護動物がぎっしり。周りからは変人扱いされても、目の前の命を救いたいという思いで保護活動を続けていた。ある日颯太は、心を閉ざした一匹の実験犬を救ったことから、ひとつでも多くの命を救うため、愛護活動をサークルにすることを思いつき『犬部』を設立。颯太と同じく「犬バカ」の同級生・柴崎涼介らが仲間となり保護活動を行い、それぞれの夢へと羽ばたいていった。動物を守りたいという一心で活動していた『犬部』から16年後。相変わらずの犬バカぶりで保護活動を続けてきた颯太が逮捕されたという報道をうけて、それぞれの想いと立場で動物と向き合ってきたメンバーたちが再集結するが、そこに柴崎だけがいなかった――。
シネマカフェより
『犬部』の感想
これを読んでくださっている皆さまにとって、犬猫たちとはどういう存在でしょうか。
私はもう10年以上、愛犬くぅちゃんと、サビ猫のメイ、ハチワレキャッツのビビと暮らしてきましたが、
言わずもがなですがみんな大切な存在です。
犬猫のことを知るほど、その存在に”ありがとう”の気持ちと共に、人間の酷い行いに申し訳ない気持ちも心に残ります、、、。
それは”殺処分”という行為が日本ではまだ行われていることだったり、
ペットショップでの酷い扱いの話を聞いたりしていることから来ています。
そんな感じで保護犬猫への思いは以前より強くあり、
犬猫たちの現状を辛くなったり、そしてなんとか改善せねばという思いになったり。
とにかく少しでも多くの犬猫たちに幸せに暮らしてほしい、寿命を全うできる世の中になってほしい。
そんな風に思ってきました。
犬猫系の映画もいろいろと観てきましたが、
そんな中での今回の『犬部!』。
これは、こういう映画こそ今必要だと、沢山の人に観てもらいたいと、そう思う映画でした。
林くん演じる花井くんの相棒、花子というワンちゃんとの出会いのシーン。
中川大志くん演じる柴崎くんと花井くんは保健所(動物愛護センター)で初めて出会うのですが、
犬を引きとりに来たふたりは、どの犬がいいかと聞かれて、『最後に残った犬』と答えるのですね😢✨
恐らくその場で起きている現状に既にかなり心を痛めているふたりは何とか助けたい思いで来たのだと思いますが、花井くんは、成犬は引き取りは受け付けていないルールだと聞いてとても悲しく、納得できないといった顔をしていました、、。
しかしすぐに現状は変えられない。
今出来ることとして、譲渡をしている子犬の中でも『一番最後に残った犬を』という選択だったのでしょう。優しいですよね…(T T)✨✨
その時の花子はその後、花井くんの相棒として幸せに暮らしている様子が描かれています。
花井くんが帰宅してうれしそうにお迎えする花子と、そんな花子を見て幸せいっぱいの笑顔を見せる花井くんです。
それから花井君の家に、『実験室』から逃げてきた犬がやってきます。
一度連れ戻されてしまう時のシーン、もう苦しくて観てるのも辛かったですが😢
以前は獣医学を学ぶ大学では、『実験室』には保健所やセンターから引き取られた犬など、まだ生きれる犬が使われていたとのことで、、、
なんでそんなことが…と本当に納得がいかない話ですが、
保健所から実験のために犬を払い下げる行為は2005年度より禁止に。
そして生体を使った外科実習も映画のモデルとなった北里大学獣医学部では、2018年に廃止されたとのことですが・・・
他の大学では…?
アメリカとカナダではもうだいぶ前に医学校においての生きた動物を使った実習は廃止されたそうです。日本もそうあるべきだと思いますが、、、
花井君たちのように、たくさんの動物を助けたいと思って大学に入って学んでいるのに、
そういう実習があることが傷となって残っている人もやはり結構おられるのではと思います。
しょがないとなあなあにしてはいけない問題ですよね😢
さて、そんな中花井くんは流石ですね、実習に出ないと獣医の資格がとれないと言われても
自ら絶対に自分はその実習には参加しないと断言し、
他の方法でと教授に交渉し、必死で病院を回って実際の手術を見て学ばせてもらいレポートを提出してなんとかしたのです。
それに実際の現場のプロに見させてもらうことで学んだ方が、とても勉強になるのでは!??とも思えます。
本当に必要なことなのか!???
行動に移した花井くん、本当にすごいですよね…✨
二人の関係も、映画では注目してみてほしいですが、
中盤あまり出てこない柴崎くん。
彼の選んだ道は保健所で殺処分の現場に自ら関わり、それを止める、というものでした。
だいぶ状況を変えたものの、しかしゼロにはできない状況の中
日に日に苦しくなっていったのでしょうね…そりゃそうです、、、
ここ一番辛いシーンでした😢😢😢
いろいろあっても最後にはまた保健所へ戻る彼の強い意志、強い精神力に本当に敬意の気持ちです…。
道は違うけど、目的地は同じ。
ふたりの強い絆を最終的には感じることもでき、その辺もよかったですね…。
このふたり、特に林君は、その誠実で意思が固く強い人柄の感じが、適役中の適役!!!✨
という感じで本当に素晴らしい演技でもありました。
林君は実際、犬が大好きなようですね(*^^*)
あ、そういえば犬部!ではありますが、北里大学獣医学部『犬部』ではもちろん猫の保護活動もされていたようで、そんな様子も描かれています。
この映画を通して、より沢山の人に犬猫たちの現状や保護犬猫たちの存在を知って頂き、
殺処分についてやペットショップの在り方なども一度考えてみてほしいです。
この映画は犬猫たちの存在、犬猫以外の人以外の動物達の存在について
自分の中で考えてみるきっかけとなるような映画になっているのではと思いますので、
ぜひぜひ、一度観てみてください!m(_ _)m
▼過去に小説・マンガも出ています。
▼こちらも是非ご覧くださいm(_ _)m
▼リンクより各感想記事に飛びます▼
犬はいつも私たち人間を信じています。
信じれなくなった人を怖がる犬は人のせいでそうなってしまっています…。
昔から人と相棒として生きてきてくれていた存在に、私達は何が出来るのか。
この映画を通して、ぜひ一度考えてみてください。
人も犬も幸せに暮らす社会を目指していきたいですね…。
貴重な時間を使って読んで頂きましてありがとうございましたm(_ _)m
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