私と病気のこと

初めまして、こんにちは。

hibikiです。

当サイト「響 -サインコサイン波ノヒビキ-」に足を運んで下さりありがとうございます(*^-^*)

hibikiは３０代♀。

仕事はエンタメ業界でデザイナーをしながら、夫と動物達と暮らしています。

これまでの自分の人生を振り返ると、やはり20代の頃の本当に苦しかった闘病時代のことを抜かしては考えられません。そのくらい一時期は、ここまで生きてくること自体が、本当に大変で厳しいものに感じていました。

20代だか30代序盤で言われたことですが、私の人生は友人曰く、「ジェットコースターのよう」だそうで。確かに、平坦な道とは無縁の人生だったなと自分でも感じてはいます。

人生だった、といってもまだまだ３０代。全然人生これからなのですが(*ﾉωﾉ)

私と病気のこと

最初にうつ病と診断されてから１５年程になりました。

今は完治し元気に暮らしているとはいえ、当時を思い出すと今でも苦しくなることがたまにあります。

病気だけでなく、当時よく関わりのあった人からある指摘を受けたことで対人恐怖ぎみになり、病気に輪をかけて長年苦しんだという経験があります。

それは今となっては、いろんな人との出会いや付き合いの中で、気にしなくていいことだったなと気づき、人生を心から楽しめるようになったので今こうして書ける、ということなのかもしれないですが、

克服していなかったら今でもきっと書くのも辛かっただろうなと思うような、そんな心境に居た頃がありました…。

なんでそんなこと言われたんだろう・・？

とか思うことって誰にでもあるのかもしれませんが、

中でも明らかに誰もが言われたら傷つくようなことであるのに、まるでその人を思ってのようなニュアンスで話をされたことって、しかもまだいろんな人生経験の浅い歳の頃に、判断材料があまりない中でとなると・・自分が悪いのだと思ってしまうことって状況によってあると思うのです。

そんな中で自分が本当に受け入れるべきことなのか、流しておけばいいことなのかを冷静に俯瞰して見極めることって、なかなか難しかったのですよね…。

なんで・・・？とも思いますが、しかし今はそういった経験を自分がしたからこそ、人に言う言葉はそれ以前よりもずっと慎重に、選ぶようになった気がしますし、

そういうことを言う人の言葉はその人自身を”そういう人だ”と現わしているのであって、自分がそういうことを人にしなければそれで訳で、そしてそういうことを人にしないで居れば堂々と生きていけるものだというのを今は実感しています。

人に何か傷つける可能性のある言葉を投げかける時って、
それは本当にその人のためなのか・・・？それとも自分本位な思いを晴らしたいだけなのか・・・？
とか。よくよく考える必要があるって思っています。

その人には自分には想像できないような人生があって、自分が思うことなんて実は他の人からしたらなんてことないことで、そんなの関係なく楽しく生きていける人なのかもしれない、とか、そんな風なこともあると思うのです。

病気を通して、病気自体のことからそういったことまで含めて、とにかくいろんなことを学びました。

今の世の中はその当時よりはメンタルの話題がよく出るようになったのもあり、会社でそういった話題も普通に話せるようになっているのを感じます。

どこの職場でもそうという訳ではないかもしれませんが、少なくとも自分が今居る会社ではそんな感じです。

きっと以前よりは病院にも通いやすくなっていたり、通院しながら働いたり、一度辞めて復職したりもしやすくなっているのではと思います。

今も病気で苦しむ方は沢山おられるかと思いますが、
的確な治療を受けられ、症状がよくなることを願います。

そう思うのは、的確な治療を受けてから、何年も治らなかった病状が徐々に良くなり、復職出来た経験があるからです。

少しでもやさしい世の中にしていきたい

また、当時よりは今は多少こういった病気に対する理解も広まってきているようにも思いますが、しかしまだまだ偏見や間違った認識も垣間見れる現状をもどかしく思います。

正直なところなった人にしか分からない苦しみはあると思います。

なのである程度はしょうがないことなのですが・・・

だからこそ、思いやりや気持ちを推し量ることって、大切なんですよね…。

私も病気で何も出来ず苦しい時に、”甘え”だとか”何をしても続かない”などと言われたりして、もがきながらなんとか進もうとする姿を笑われたこともありますが、

人が辛い時や苦しい時にどういった言葉や態度に出るかというので、人の本性というのは出るものなのかもしれませんね…。

弱っている時にそういう言葉を浴びるのって本当に辛いですよね。。

癌で苦しむ人に酷い言葉を浴びせようとする人は居ないのに、うつ病で死にたいと言う人には甘えだと言う・・・

何故でしょう？

うつ病で亡くなる方がどれだけいるか、、、。

そしてそれが心の弱さなどから来るものではないことを、そろそろ世の中全体的に知ってもいいのではないでしょうか。

病気自体の辛さにプラスでそういった言葉や対応で更に苦しい思いをする人が、少しでも減ることを願います。

しかしそんな中でもいつも心配の声をかけてくれた人や、寄り添ってくれた人、気晴らしに付き合ってくれた人や励ましの声をかけてくれた人たちも沢山居ました。

辛い状況の中だからこそ、そういった人達のありがたみを感じた時期でもありましたね…。

今思い出しても感謝ですし、そういう人達のおかげで元気になるまでなんとか頑張ってこれたなぁと、今に繋がっているなぁと思うのです。

それから病歴があっても復帰させてくださった職場の方々や応援してくださったエージェントの方にも本当に感謝です。

まっすぐ進むことは出来なかったですが、それでも頑張り続け、気づけば３DCGやエンタメに携わり十何年もが過ぎていました。本当にありがたいことです。

特に人が窮地に立たされた時や、本当に苦しい状況の時に、その人の本質が出るのかもしれないと思うことはこれまでも度々ありましたが、

そういった状況の時に誰かにさらに追い詰められたりするような言葉や行動を取られてしまった人は、そこであまり思詰めないでほしいです。

人の言葉や態度が自分の人生を決めるのではありません。

そういった言葉や態度が作るのは”その人自身の姿”なんです…。

自分は自分の人生をどうしていきたいかを考えて、紆余曲折あっても、失敗することがあっても、遠回りしながらでもちょっとずつ、進んでいけたらいいですね。

人の言葉や態度が自分の人生を決める訳ではないと書きつつも、しかしこうも思います。

いい出会いは人を変えたり、いい影響で自分が作られていくことも多々あると…。

私は私にかすかでも希望をくれた人達や、優しさをくれた人達、関わり続けてきてくれた人達を思うと、自分もそうありたいと思い続けてきたところがありますし、ありがとうの気持ちと共に、自分も何か返したい、プラスの影響を何かしら届けられる人でありたいと思う部分もあります。

人間関係がお互いに何の影響もしないのはそれはそれで寂しくもありますよね。

付き合いが深いほど、何かしら影響をお互いもたらすものとして、できたらお互いいい影響で居られるような関係でいれたた理想ですね。

理想は理想なので、難しい時もあるかもしれませんが、
少なくとも、誰かを傷つけたりとか落とすような言葉を投げたりなど、負の影響になることを避けるくらいは出来ると思って実行していくのみかなと思っています。

特に闘病時代は、ただ生きることがそれだけで本当に大変だな…と感じたものですが。

楽々生きている人なんて、いるのかな？という気持ちも今はあります。

もちろんその苦しい状況の中でも、努力が結びつくような幸運やありがたいことも多々あったように思いますが、やはり振り返るとかなり苦しかった時期が長かったなぁ、、と思います。

こういったことの辛さが分かるからこそ、これからも日々精進しつつ、同じように苦しんでいる方の力にまでなれずとも、同じような経験をした人がいるということが励みになったりすることもあるかな？？そうだといいなぁと思ったりしています…。

特に今、このブログ以外にもうひとつ活用させて頂いているnoteや、twitterでは、当時の病気のことも込みでいろんな方との交流の中で私も励みになったり頑張れているところがあったりします。

持ちつ持たれつで、これからもいろんな人と似たような悩みや思いを共有したり、助け合ったり、励まし合ったりしながら、優しい世界を作るひとりに自分もなりたいという気持ちを持ってこれからも過ごしていけたらなぁと思います。

くらいの気持ちや感覚を忘れずに

（とりあえずと言いつついつも爆走シガチな私ですが💦）。

そして、

をモットーに。

日々を楽しむココロをもって、ブログも楽しく続けていきたいと思いますので、

これからもお付き合いのほどよろしくお願い致します(*^^*)

うつ病や精神疾患についてですが、病気や症状は本当に人それぞれで、すべての人に当てはまる確実な治療方法などないと思いますが、

自分の経験を基に、効果があると思われる治療法や生活についての記事を、

「うつ病が治らない時に試してほしいこと①～まずは栄養から～」

から４回に分けて書いています。よかったら覗いてみてください(*^_^*)